"恋愛映画"カテゴリーの記事一覧
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前々回のブログ 映画おすすめ ワーニング その映画を観るな
前回のブログ 映画おすすめ カマリンスカヤ 1895年
1つずつ階段を上るように
「私のこわい100のこと」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
ソーマはイタリアの港町で育ち、そこからでたことがなかった。
彼女は全般恐怖症という心的疾患を抱えており、なにに対しても臆病になっていた。
そんな時、隣に住む親友、エンマが恋人と引っ越すことになる。
一人になり寂しくしている時、エンマの兄、マッシモが現れ彼女にエンマの手紙を渡すのだった。
そこにはエンマからのメッセージと、やりたいことリストを描く欄が書かれていた。
これを友達に見せると、友達たちも協力して、ソーマが一つ一つ、できることを増やそうということになった。
まずは仕事を始めることになり、ウェイトレスを始める。
しかし彼女には客の幻聴が聞こえるのであった。
さらにマッシモからは船で遊びに誘われるも、船が怖くて遊ぶことができなかった。
カウンセラーからは、マッシモの話をしたがらない理由はあるのか、と聞かれ、ソーマは思い出していた。
実はエンマはパリで事故にあい亡くなっていたのだ。
だからこそマッシモからの手紙は、彼女からの遺言のようで、どうしてもやらなければならないと思っていた。
ソーマは次第にマッシモにも惹かれていくが、同時にパーティーで知り合った男性にも惹かれていくのであった。
恋に、恐怖症克服に、ソーマは必死に挑むのだった。
・映画おすすめ 感想
イタリア映画ということもあり、「アメリ」をどこか思わせる映画である。
主人公が観客に視線を送ったり、話しかけたりするのは、アメリそのものであり、制作陣はアメリを意識したのかな、と思う。
イタリアの美しい風景が随所に入るので、観ていて飽きることのない映画ではあるものの、物語に盛り上がりがなく、ソーマの日常を、軽いタッチで描いているので、あまり盛り上がりというものがない映画ではある。
そこを見る方がどう見るかで、この映画の印象は違うものになるだろう。
ソーマに感情移入できるかどうか、そこがポイントの映画である。
監督アンドレア・ジュブリン脚本Alice Urciuolo原作キアラ・パレンティ出演者フェデリカ・トルケッティクリスティアーノ・カッカモセレステ・サヴィーノロレンツォ・リケルミーアンナ・フェルッツォヴァレンティーナ・カルネルッティファウスト・マリア・シャラッパ
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前々回のブログ 映画おすすめ ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
前回のブログ 映画おすすめ エジソン キネトスコープ レコード: アニー オークリー 1894年
最悪の旅から始まる恋
「ヴィラで始まる恋」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
ロミオとジュリエットが好きなジュリーは、恋人と婚約間近とばかり思っていた。
ところが食事の最中、分かれを告げられジュリーは時間まで決めたスケジュールびっしりの旅行プランを一人で過ごすことになる。
予約したのは、ロミオとジュリエットの聖地であるヴァルコニーが見える、真向いの部屋で、荷物が届かないなどのトラブルがありながらも、やっと自分の思い通りの旅が始まる、と思った矢先、部屋に入るとパンツ一枚の男が立っていた。
不法侵入だと思ったジュリーだったが、チャーリーは六年間も毎年、この部屋を予約している、と言い張り、オーナーに電話を掛けると、ダブルブッキングが発覚。
どちらかが部屋を出ていかなければならない状態になるも、二人とも頑として部屋を出ていく気にはなれず、嫌がらせ合戦が始まる。
ジュリーは猫アレルギーのチャーリーの寝室に猫を入れ、チャーリーは届いた彼女の荷物を孤児院へ勝手に寄付するなど、エスカレートしていくのだった。
そして仲直りのつもりのディナーも喧嘩に発展し、警察まで呼ばれることになる。
反省した二人は、互いに理解し合うために、ワインの買い付けを仕事とするチャーリーの仕事の時間まで、街の中を観光するのであった。
そして互いに理解を深めていくうちに、次第に惹かれ合っていくのだが、突如現れたチャーリーの恋人。
チャーリーは分かれたはずだと思っていたのに、彼女はよりを戻したいと強引にまた付き合い始めるのだった。
惹かれ合い、キス寸前までいったジュリーはショックと怒りで、その場から立ち去るのであった。
・映画おすすめ 感想
ネットフリックスで各国のランキング上位に入っているので、視聴した。
気軽に見れるラブコメ、と言ったところだろうか。
本作でしったのだが、ロミオとジュリエットの舞台となったバルコニーやジュリエットの墓地などが本当にあるのは知らなかった。
イタリアの美しい風景と、ロミオとジュリエットの聖地をめぐりながら、最初は仲の悪い二人が次第に惹かれ合っていく、王道ラブコメ。
レビューでは、こんなことされて好きになるのが不思議、という意見が多々見られたが、そこは映画の世界。
この世界では作中でもあったが、運命が働いているので、どうしたって二人は結ばれるのである。
映画とはひと時の夢、気軽にみられるいい映画であった。
監督マーク・スティーヴン・ジョンソン脚本マーク・スティーヴン・ジョンソン出演者カット・グレアムトム・ホッパーローラ・ホッパーレイモンド・アブラックショーン・アムシングエミリオ・ソルフリッツィステファノ・スカルコトス
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前々回のブログ 映画おすすめ フォトグラフ
前回のブログ 映画おすすめ ラバの蹴り 1887年
愛のためなら戦える
「エンドレス・ラブ~17歳の止められない純愛~」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
高校時代、遊びに夢中になっていたデイヴィットは、同級生の中にずっと恋をしていた女性、ジェイドがいた。
ジェイドは医学部に入るためだけに、高校に入ったような女性で、友達を作ろうとしても、作ることができず、卒業式の日、同級生と会話することもなく、帰るところだった。
そこに声をかけたのが、片思いをずっとしていたデイヴィットだった。
直後、ジェイドは家族でホテルに食事に向かうと、そこでアルバイトをしているデイヴィットと再開し、偏屈な客から車を拝借し、デイヴィットの悪友と三人でドライブをしたのだった。
ホテルへ戻った三人はホテルのオーナーにこっぴどく叱られるも、デイヴィットはすべての責任を背負うのだった。
その時からジェイドはデイヴィットに恋をするのだった。
ジェイドは、家でパーティーを開くことを決意し、デイヴィットに相談する。
知らない同級生全員を招くと豪語するジェイド。
ところがパーティー当日、ジェイドの家には父が招いた客だけで、来たのはデイヴィットだけだった。
そこでデイヴィットは、老人のふりをして別のパーティー会場を潰し、同級生をジェイドの家に招くのだった。
その日、二人は初めてのキスをするのだった。
それから二人はジェイドが研修に行くまでの間、二人で愛を深め合い、初体験もするのであった。
最初はこの二人を微笑ましく見ていたジェイドの父も、次第に二人の関係性に疑問を持ち、邪魔するようになっていく。
やがてジェイドは研修に行かないことを決意し、これには流石に父も怒りをあらわにするのであった。
惹かれ合い、燃え上がる二人の愛の前に、ジェイドの父は立ちはだかる。
だがその父にも秘密があった。
・映画おすすめ 感想
若い二人の恋愛を見る映画。
本作は1981年に公開された「エンドレス・ラブ」のリメイク作品であり、最初の映画化を知らないのでなんともいえないのだが、ネットで調べてみると、81年版のほうがかなり内容的にはセンセーショナルである。
本作は亡くなったジェイドの兄をいつまでも引きずり、浮気をしながら夫婦仲を良好に保つ、娘の将来を考えすぎる父親が、邪魔ばかりする。
さらにデイヴィットの元恋人も邪魔に入る、など内容的には韓国ドラマ的なニュアンスかもしれない。
演出面ではお嬢様の殻から出てきた彼女の美しさ、大胆さをよく描けていると思う。
こういった恋愛の場合、大胆なのは大概女性のほうで、それをこの映画はうまく演出している。
新鮮な、大人には懐かしい感じのする、青春を感じさせる恋愛映画である。
愛が一番のところが十代の恋愛だと思えた。
監督 シャナ・フェステ(英語版)脚本 シャナ・フェステジョシュア・サフラン(英語版)原作 スコット・スペンサー(英語版)『エンドレス・ラブ』製作 スコット・ステューバーパメラ・アブディジョシュ・シュワルツ(英語版)ステファニー・サヴェージ(英語版)製作総指揮 J・マイルズ・デイルレイシー・ファルコ出演者アレックス・ペティファーガブリエラ・ワイルド
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前々回のブログ 映画おすすめ 心の旅
前回のブログ 映画おすすめ ジャンプする馬 1887年
シリーズ
映画おすすめ 愛は、365の日々
映画おすすめ 愛は、この日を迎えて
軟禁から始まった愛の行方は
「愛は、新たな日々へ」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
父を殺されシチリアのマフィアのボスとなったマッシモと、マッシモに一目ぼれされ、軟禁された中で愛が芽生え、マッシモと結婚したラウラ。
二人の愛は波乱万丈であった。
二度の妊娠とマッシモを恨む双子の弟による罠と銃撃による、ラウラの瀕死。
前作の終わりに腹部を銃撃されたラウラは、生死の境をさまよったが、何とか回復し、もうすっかり元気になっていた。
マッシモは対立するマフィアをシチリアから排除し、亡くなった双子の弟の墓参りをしていた。
二人の関係はすっかり元通りと周りは思っていたのだが、マッシモにはどうしても、納得がいかないことがあった。
双子の弟がラウラに罠をしかけ、マッシモが浮気した、と思い込ませて逃げている間、彼女は何をしていたのか、話さない。
そこになにがあったのか、明らかに自分から気持ちが離れているのを感じたマッシモ。
ラウラはすっかり元気になり、親友のオルガと遊んでいた。
そこへマッシモを疑っていた時にかくまってくれていたナチョから電話が入る。
クラブでナチョを見かけた時、思わずラウラは話しかけようとしたが、マッシモが迎えに来て、二人は会えなかった。
次第にラウラの中でナチョの存在が大きくなっていく。
夢の中で何度もナチョに抱かれるラウラ。
そして、マッシモとの関係がぎくしゃくし始めた時、仕事で別の場所へ観光を兼ねてオルガと出かけることになる。
そこでナチョと再会したラウラは、ついに気持ちを隠しきれず、ナチョと一晩を過ごすのであった。
ホテルへ戻るとマッシモが待っており、どこにいたのか聞かれるも、ラウラはこらえなかった。
マッシモとラウラは喧嘩別れになり、マッシモはそのままシチリアへ帰ってしまうのだった。
二人の愛の行方は。
・映画おすすめ 感想
ネットフリックスオリジナル恋愛映画三部作の完結編である。
一作目が世界中のランキングで上位に入るほど、世界では人気のある本作は、原作本も人気が高く、日本以外では有名な作品である。
そんな本作は、一作目、二作目とラウラの死を暗示させながら、ラウラは生きながらえ、マッシモとの愛を深めてきた。
ところが二作目で恋のライバルナチョが現れたことによって、ラウラの心が乱されていく。
前作までと違い、濡れ場はそんなに多くなかったと思うが、酒を伸び、遊び狂う陽気な場面が本作では増えた気がする。
これはラウラが迷っていることを暗示しているのかもしれない。
迷いを酔って忘れない、そんな気持ちの比喩なのかもしれない。
そしてついに恋敵と結ばれるラウラ。
答えはもう出ているようだが、映画の最後は視聴者に任せる感じで終わるので、実際にどうなったかは不明である。
原作には結末がしっかり書かれているのかも不明だが、本作は一応、三部作の完結編として終了を迎えたわけである。
日本人が考える以上に世界ではメロドラマが受け入れられているのかもしれない。
日本では賛否が分かれる作品ではあるが、本シリーズは、一つの愛が誕生してから育って、実までを描いた、壮大な愛の物語であったと思う。
見られる環境にある方は、是非、ラウラという女性の壮絶な愛の物語を見てほしい。
監督バルバラ・ビアロウシュトマシュ・マンデス脚本トマシュ・クリマラバルバラ・ビアロウシュトマシュ・マンデスブランカ・リピンスカ主演アンナ・マリア・シークルッカマグダレナ・ランパルスカミケーレ・モローネレベッカ・カシラギ
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前々回のブログ 映画おすすめ ザ・ハント
前回のブログ 映画おすすめ エランド・トロッティング 1887年
お金のための結婚だった
「パープル・ハート」
評価:★3.7
・映画おすすめ 物語
バーで働きながらシンガーソングライターを目指すキャシーは、一型糖尿病を発症し、それでも自立して、貧乏ながら暮らしていた。
そんなバーに兵士のグループが飲みに来る。
キャシーの友人のフランキーもその中におり、兵士を特別視しないキャシーは、兵士の女性差別発言に苛立ちを覚える。
それをなだめに入ったのがルークだった。
しかしルークの話も聞かず、自分一人で生きていくと言いたげな言動に、二人は最悪の最初の出会いを迎えるのだった。
キャシーはインスリンがなければ糖尿病で倒れてしまうのだが、お金がなくインスリンを買おうとしても、保険を適応すればインスリンを買えるのが遅れてしまい、自腹では到底買える金額ではなかった。
そこでフランキーに偽装結婚を申し込み、兵士に支給される金銭で何とかしようとするも、居合わせたルークに反対され、二人はまた喧嘩になる。
しかしルークにもお金が必要な事情があった。
昔、薬づけになっていた時期があり、そのころの売人に借金があり、それを返せ、と銃で脅されていたのである。
そこでキャシーの話を思い出し、ルークの方から偽装結婚の申し込みをするのだった。
二人はいがみ合いながらも、契約だ、と納得して偽装結婚をする。
その後すぐ、ルークはイラクへ派兵され、フランキーも一緒だった。
二人とテレビ電話をしながら、偽装夫婦のふりをするルークとキャシー。
ルークがイラクで兵士として従軍している間、キャシーは自らの夢を着実に実現させていくのであった。
だが、戦場でルークが足を複雑骨折する大けがを負い、帰還することになる。
ルークに頼まれていた通り、兄のところへ向かうも、そこにはルークが避けている父がおり、結婚していること、兵士になったことをキャシーが父親にはじめて話すのだった。
病院で再会した二人はルークの父の件でまた喧嘩になるも、フランキーが爆弾で帰らぬ人となったことに、キャシーはショックを受ける。
その後、二人は偽装結婚のため、キャシーの家で生活することになり、いがみ合いながら、喧嘩しあいながら、それでも次第に惹かれていく二人であった。
・映画おすすめ 感想
ネットフリックスで2022年8月現在、一番視聴されている映画である本作。
日本でもネットフリックストップテン入りするなど、話題になっている。
話題なる一つのきっかけは、キャシーを演じる歌手のソフィア・カーソンの存在ではないだろうか。
彼女が劇中で歌う歌が、美しく、プロモーションビデオが制作されるほど話題になっている。
そしてもう一つが、彼が兵士だというところに、惹かれる人が多いのかもしれない。
戦争が未だ、世界のニュースとなる現在、兵士を送り出す家族、最愛の人を戦場で亡くす人。
そういった人々にソフィアの歌は寄り添い、そして戦場から無事に帰ってきてほしい、と願いたくなるのではないだろうか。
映画としては普通の恋愛映画である。
喧嘩して、一緒にいればいがみ合いばかりする。
それでも惹かれ合っていく普通の恋愛映画。
ただその普通ができない人がいる。
いがみ合い、喧嘩したくても、隣に愛する人がいない人もいる。
そうした人たちへ送られた映画なのではないだろうか。
監督エリザベス・アレン・ローゼンバウム脚本リズ・W・ガルシアカイル・ジャーロウ出演者ソフィア・カーソンニコラス・ガリトゼインチョーズン・ジェイコブスジョン・ハーラン・キムアンソニー・イッポリトサラ・リッチ
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前々回のブログ 映画おすすめ シェラ・デ・コブレの幽霊
前回のブログ 映画おすすめ シカゴ警察パレード 1897年
失意の男が出会ったのはゴーストだった
「恋人はゴースト」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
常勤医師を目指すエリザベスは、休む暇も惜しんで、病院で必死に働いていた。
その功績が認められ、彼女が常勤医師として病院に残ることとなり、26時間ぶりに家へ帰ろうとした時、車で事故に遭遇してしまう。
しばらくして一人の男が部屋を探していた。
デイヴィットは、妻を亡くし無気力で酒におぼれる日々を過ごしていた。
そんな中で一枚のチラシを見つけ、ある部屋に引っ越すことを決意する。
ソファに座り自堕落に飲んでばかりいた時だった。
一人の女性がここは自分の部屋だ、と言いながら怒って現れたのである。
二重契約だった、とデイヴィットは不動産会社に連絡しようとした時、彼女は消えていた。
茫然とするデイヴィットが次に彼女を目撃したのは、シャワーを浴びた後の鏡に映る彼女だった。
エリザベスと名乗る彼女は、自分が幽霊であることを自覚しておらず、デイヴィットとのやり取りで自分が幽霊であることを自覚していく。
もしかして死んでしまったのか、とデイヴィットと一緒に真相を探っていくと、実は三カ月前に事故にあい、昏睡状態で病院のベッドで機械につながれ、植物状態にあったのだった。
エリザベスは何とか自分の体に入り込もうとするもうまくいかず、それを見守るデイヴィットは、次第に怪しい人間として扱われるようになるのだった。
果たしてエリザベスは元に戻れるのか。
・映画おすすめ 感想
久しぶりのラブコメディ映画である。
本作は「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の直前にリース・ウィザースプーンが出演した映画である。
またMCUでハルクを演じる前のマーク・ラファロも出演している。
後に世界的に評価を受ける映画に出演する前の二人が演じる、ラブコメディ映画は、演技は確かな二人ならでわの掛け合いがテンポよく、ここのいい作品になっている。
演出面ではCGをそこまで多用していないところもよく、ゴーストという特殊な設定ながら、触れ合うことの大切さを描いている作品である。
またこの映画は運命が本当にあるのではないか、というところにも焦点を当てており、二人が出会ったのは特殊な環境ながら、運命だったのだろうと思える。
気持ちが軽くなる映画である。
監督 マーク・ウォーターズ脚本 ピーター・トランレスリー・ディクソン原作 マルク・レヴィ『夢でなければ』製作 ローリー・マクドナルドウォルター・F・パークス製作総指揮 デヴィッド・ハウスホルター出演者リース・ウィザースプーンマーク・ラファロ
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前々回のブログ 映画おすすめ パラサイト・バイティング 食人草
前回のブログ 映画おすすめ コミックコスチュームレース 1896年
これはどこにでもある愛の物語
「オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
トムとジョーンは熟年の夫婦だった。
学生時代を過ごしていた娘を亡くし、それからは二人で過ごす夫婦だ。
クリスマスが過ぎたある日、日課のウォーキングから戻った二人は、それぞれに過ごしていた。
トムはビールを飲み、ジョーンはシャワーを浴びていた。
するとジョーンは胸にシコリがあるのを手で触って確認する。
トムを呼び、トムにも触ってもらうと、シコリが確かに感じられ、翌日、病院へいくことにする。
病院では、はっきりしたことはまだ分からず、ただステージ3のシコリとしか分からなかった。
その後、病理検査を行うと、乳がんであることが判明する。
医師はガンの摘出手術、抗がん剤治療、両胸の切除という段階的な治療が必要だと提案する。
二人は医師の指示通りに従い、ガンの摘出手術を行うと、リンパ線にも転移が見たかったため、念のため、体中の臓器を検査することにするのだった。
トムは一度で終わらないことに腹を立てるも、ジョーンはしかたがない、となだめ、二人は言い争いになる。
そこから長い治療の日々が始まり、抗がん剤で妻は寒気、暑さ、脱毛、吐き気に襲われ、それをトムは寄り添って看病するも、次第に疲れが見え始めてくるのであった。
・映画おすすめ 感想
特別な映画ではない。
ドラマチックな展開もアクションもない。
常に淡々とガンと向き合う夫婦と、ガン治療をする妻、それを支える夫、病院で待たされるという誰もが経験したことのある描写がる。
個人的に身内に乳がん経験者がいるので、本作を見ていると、あの頃の記憶がよみがえってくる。
五年生存率が何パーセント、という確率しか医師は示してくれない。
医師は確実なことを言わない人種である。
それが患者を不安にもさせるし、安心もさせる。
ここに描かれる夫婦はリアルな夫婦である。
けしてうまく言っている夫婦ではない。
喧嘩もするし、ガン治療に疲弊していく姿を描かれている。
この映画は自分と重ねてみる映画である。
監督 リサ・バロス・ディーサグレン・レイバーン脚本 オーウェン・マキャファーティ製作 デヴィッド・ホームズブライアン・J・ファルコナーピアース・テンペスト製作総指揮 リサ・バロス・ディーサグレン・レイバーンジョー・バムフォードレネ・ベッソンフィル・ハントマーク・ハッファムコンプトン・ロススティーヴン・ケリハーナターシャ・ワートン出演者リーアム・ニーソンレスリー・マンヴィルデヴィッド・ウィルモットアミット・シャー
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「愛は、この日を迎えて」
評価:★3.4
・映画おすすめ 物語
前作でラウラが狙われていることが暗示され幕を下ろした物語は、結婚式から始まる。ウェディングドレスを着たラウラのもといマッシモがやってくると、情熱的なキスを交わし、その場で性行為を始める。二人はこの日を迎えるまで、実に多くの試練があった。前作で妊娠していたラウラは、事件のせいで胎児を失い、それでもマッシモを愛し続けていた。結婚式を無事終えた二人のハネムーンは、バラ色の日々だった。キスとセックスの日々を過ごしていた二人。しかし次第にラウラの中で不満が募るようになる。マフィアのドンの妻であることは、命を狙われてもおかしくないこと。だからマッシモは家から許可なく出さなかった。それが嫌でたまらなくなっていったのである。するとマッシモは彼女にアパレル会社をプレゼントし、仕事を与えることにした。これにはラウラも大喜びし、二人の関係は良好なものに戻ったかに見えた。ところがあるパーティーで、マッシモの姿が見えなくなると、不安に思ったラウラが探しに向かうと、そこには前の彼女とセックスをするマッシモの姿があった。慌ててその場から逃げ出すラウラ。すると屋敷で仲良くなった庭師が偶然そこに居合わせ、車に乗り込むとどこでもいいから連れ出して、と言い二人は走り出す。ラウラはしばらく、庭師の家に居候を始めるのだった。いなくなったラウラを必死で探すマッシモ。一方のラウラは次第に庭師に心を寄せていく。夢の中で庭師に抱かれるほどに。しかし庭師はラウラに手を出そうとはしなかった。ラウラは次第に庭師の生活にしては豪華なことに疑問を抱くようになる。そこには裏があったのだった。・映画おすすめ 感想
世界で大人気シリーズの第二弾。最初の作品はラジー賞の最低脚本賞に選ばれたほどの映画ではあるが、世界では人気であり、配信で90ヶ国以上でランキングに入るほどである。日本ではあまり受け入れられていない本作。二作目になるとほとんどヒロインは脱ぎっぱなしであり、セックスをしている。最初みた時は、あまりにもしてばかりなので、物語がないのかと思ったほどだ。最後は唐突に結末をつけた感じがあるので、これもまたラジー賞の有力候補作になるのだろう。完結編の制作も決まっているので、実は気になるラストに次回作がどうなるのか気になってはいる。監督バルバラ・ビアウォヴォンストマシュ・マンデス脚本トマシュ・マンデス出演者アンナ=マリア・シエクルッカミケーレ・モローネブロニスワフ・ヴロツワフスキオタル・サラリゼマグダレナ・ランパルスカ
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前々回のブログ 映画おすすめ 大脱獄
前回のブログ 映画おすすめ ルイス・マルティネッティ、曲芸師 1894年
愛の形は究極に高まる「愛は、365の日々で」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
マフィアの息子マッシモは、父が相手と商談中に海岸にいる女性を双眼鏡で見つめていた。そして商談が終わり父と話していた時、父と共にマッシモも撃たれてしまうのだった。キャリアウーマンのラウラは仕事も恋もうまくいかず、彼氏とはレス状態が続き、一人、自分を慰める日々が続いていた。ある日、彼が誕生日パーティーを開いてくれたのだが、途中でいなくなり、彼女もまた町へ出てさまよっていた。すると男に誘拐され、気づくとベッドの上に寝かされていた。横に立っていたのは、組織を継いだドン、マッシモであった。五年前、父は死に、自分は助かったが夢の中でラウラがずっと出てきて、忘れられなかったという。なんのことか分からないラウラに、マッシモは恋をしてくれ、期間は365日だ、というのだった。それから軟禁状態のラウラは、しかしめげることなく買い物をし、パーティーには派手なドレスを着て、マッシモを挑発するのであった。やがてマッシモの前で平然と裸をさらすようになったラウラ。マッシモもそれに対処するように、自ら裸になるのであった。実は次第にマッシモに惹かれていくラウラは、ある日、ボートから落ちておぼれてしまう、マッシモに助けてもらう。その日、二人は感情を爆発させ、体を重ね合うのだった。それからラウラはマッシモを愛するようになり、マッシモもラウラを大切にするのだった。しかしマッシモの昔の恋人が、堂々とラウラを殺すと宣言したり、組織の緊張が高まっていたこともあり、ラウラは別の国へ一人で贈られるのであった。・映画おすすめ 感想
日本人には理解できない物語かもしれない。ネットフリックスで世界90ヶ国以上でトップ10に入った、人気シリーズの第一弾である本作。誘拐されて、恋をしろ。恋した瞬間に、激しいセックス。それでも誘拐からセックスという流れは海外でも物議をよんでおり、レイプの助長になる、と有名歌手が警鐘を鳴らすなどしている。また日本版では注意は出ていないものの、ほかの国では映画前に注意喚起する警告が出てくるなど、海外は敏感に反応している。それでも人気となり、2022年には続編が配信され、さらにもう一本、配信される予定になっているので、最後までついていきたいと思う。監督バルバラ・ビアウォヴォンストマシュ・マンデス脚本トマシュ・マンデス出演者アンナ=マリア・シエクルッカミケーレ・モローネブロニスワフ・ヴロツワフスキオタル・サラリゼマグダレナ・ランパルスカ
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前々回のブログ 映画おすすめ RAW 少女のめざめ
前回のブログ 映画おすすめ チャイニーズ・ランドリー・シーン 1894年
少女から女性へ変体する「ジュニア 2011」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
おてんば娘、13歳のジャスティンは、学校でも家でも大人の言葉に従うことを嫌っていた。気の合う友達といつも一緒にいる。そんな彼女を理解してくれるのは、幼馴染の黒人の同級生だけだった。ある日、彼女は激しい嘔吐に見舞われ、急ぎ病院に向かう。両親は心配するも、胃の病気であることが判明し、そこまで重症ではないと判断された。しばらく安静にしていれば治ると言われ、ジャスティンは苦痛ながら安静にしていた。病気がよくなって、風呂に入っていた彼女は、腕の皮がむけることに気付く。さらに背中に違和感を感じて触ってみると、背中がひび割れ、皮膚が裂けていた。そして学校に行く日、黒人の幼馴染は彼女を見て驚く。それまでニキビがあった顔は綺麗になり、まるで別人のようにきれいになっていた。彼女は脱皮したのだった。皮を部屋で脱ぎ捨て、大人の女性になったのである。・映画おすすめ 感想
「チタン」「RAW 少女のめざめ」の監督が制作した短編映画である。もともと、両親が皮膚科の医師と産婦人科の医師だったことから、肉体に興味を持ったという監督。本作もそうした肉体の変化を目で見える形で表現した映画になっている。監督は女性の体をエロスではなくホラーに見せることに拘りを持っており、本作でも背中がひび割れる特撮シーンなどは、なかなかのできである。そしてラストは青春ものの映画にも見えるが、ホラー要素も残しつつ、観客に何かを植え付ける。この初期の短編はのちの長編映画にも生かされており、何かスッキリしない終わり方をする映画を作る監督である。監督ジュリア・デュクルノー出演者ギャランス・マリリアーYacine N'DiayeAude Briantヴィルジル・ルクレールLouis Dussolベルナール・ブランカンヴィルジル・ブランムリ
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前々回のブログ 映画おすすめ 山猫は眠らない8 暗殺者の終幕
前回のブログ 映画おすすめ アニーオークレイ 1894年
ようやくつかんだ幸せ
「トールガール2」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
学校で一番背の高いジョディ―は、学校の中でも浮いた存在だった。
姉はミスコンの常連で、自信に満ちているが、自分は大きくて恥ずかしいとずっと思っていた。
しかし昔からの親友だったジャックが勇気をくれ、自信をつけた彼女は、みんなの前で自分のコンプレックスを克服することに成功し、ずっと片思いをしていたジャックと付き合うことになる。
三カ月が過ぎ、順調に付き合っていた二人。
ジョディ―は次のステップとしてミュージカルのオーディションを受けることにする。
友達やジャックからは大丈夫、と背中を押され、いざオーディションを受けると主役になってしまった。
最初は喜んでいたジョディ―だったが、次第に自分のネガティブな声が聞こえるようになり、押しつぶされそうになる。
さらにジャックとの関係もぎくしゃくし始め、ついに分かれることになってしまうのだった。
そんな時に支えてくれた、同じミュージカルに出演する相手役と自然な流れでキスをしてしまい、罪悪感でいっぱいだった。
ジャックと仲直りをしようとしたのだが、そのことを告白すると、ジャックはすべての思い出の品を捨て、本当にわかれると言い出すのであった。
舞台が近づきジャックとの関係も修復したいジョディ―は、心が乱れるばかりであった。
・映画おすすめ 感想
学生時代の恋は、いい思い出になるものである。
映画の中でそれは永遠に描かれることが多い。
本作は人気シリーズの二作目であり、三作目があるかどうかは分からないが、コンプレックスを克服する姿は、見ていて共感できるところが多い。
また演出の面から言うと、前作はコンプレックス、恋愛がテーマであったが、本作はミュージカル調になっており、最後もダンスで締めくくられているので、楽しく見終わることのできる映画である。
監督エミリー・ティン脚本サム・ウルフソン出演者エヴァ・ミッシェルグリフィン・グラックサブリナ・カーペンターアンジェリカ・ワシントンルーク・アイズナークララ・ウィルシーリコ・パリスジャン・ルイス・カステヤノスジョハンナ・リアウスティーヴ・ザーン
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庶民感覚を知らない王子と出会ったら
「ロイヤル・トリートメント」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
ニューヨークの下町で美容室を家族で経営するイザベラは、町の人たちから愛され、毎朝、ドーナツを配るなどお金にこだわらない人生を送っていた。そのニューヨークにある国の王子がやってくる。婚約した相手で会うためのことであり、婚約者に会う前に王子は髪を切りたいと執事に言う。執事はニューヨークで最高の美容室に連絡するはずが間違えて、イザベラの美容室へ連絡をしてしまう。これはチャンスとばかりにイザベラはホテルへ向かい、王子に髪を切ろうとした。しかし使用人が目の前でそそうをしてしまい、それに言葉もかけない王子にいら立ち、髪も切らずその場を後にする。ところが店に帰ると王子が謝罪とカットの続きを依頼してきて、イザベラは渋々カットをするのだった。この縁から、本国の結婚式にスタイリスト二人と呼ばれ出向いたイザベラは、その国がどんなに美しいか、使用人も人間であるといった庶民的な感覚を王子に教えるのだった。そしてスラム街に学校があるものの、物がないことを知ったイザベラは、市民にいらないおもちゃの寄付を呼び掛ける。それを見ていた王子は、次第にイザベラに心を惹かれていることに気付き始める。・映画おすすめ 感想
王道のロイヤルストーリー。「プリティ・ウーマン」に始まり、映画史には王子、金持ちと庶民の女性が恋に落ちるという鉄板物語がある。本作もそれに漏れることなく、鉄板できている。某国の王子とイタリア人の人にやさしい女性の恋物語。こういう物語は見ていて幸せな気分になる。やりたいことをやる。好きな人のそばにいる。それこそが本当の人生である。監督リック・ジェイコブソン脚本Holly Hester出演者ローラ・マラーノメナ・マスードチェルシー・プレストン・クレイフォードキャメロン・ローズアマンダ・ビリングジャック・ドリュー
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愛の部屋は永遠となる
「ローマ 愛の部屋」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
スペイン出身のアルバはローマへ観光に来ていた。そこでロシア出身のナターシャと出会う。バーで二人は意気投合し、アルバの部屋へ行くことに。そこでアルバは同性愛者であることを堂々と宣言する。ナターシャは自分は男性が好きだと言いながらも、裸が見たい、とドレスをアルバに脱がせるよう促す。二人は裸になりベッドに横たわると、愛し合った。話をしているうちに、二人は互いの過去について話始める。ナターシャは自分が父から性的虐待を受けていたと最初はカミングアウトするも、実は虐待を受けていたのは姉であり、妹の自分は見ていただけだったという。一方のアルバは十代で妊娠したが子供は死んでしまい、その後、付き合った彼女の子供が事故で死んでしまったことを告白する。一つ、過去を告白する度に二人は愛し合い、次第にこれが永遠のものであることを確信し始める。・映画おすすめ 感想
映画が始まってからほとんど、主演の二人は裸である。だからと言って、消費的なエロというよりは、芸術的な映画を見ている気分になってくる。そして二人の愛が次第に深まっていくのがわかり、それを応援したくなってくる。夜明けが近づくにつれて、二人の別れは現実のものとなってくる。それにアルバは耐えられなくなっていくのが本当に辛く感じる。しかし最後はほほえましい演出で終わる、美しい恋愛映画であった。監督フリオ・メデム脚本フリオ・メデム出演者エレナ・アナヤナターシャ・ヤロヴェンコエンリコ・ロー・ヴェルソナイワ・ニムリ
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恋は憧れの世界に
「オースティンランド 恋するテーマパーク」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
ジェーン・オースティン、高慢と偏見の作者で有名なこの作家の世界につかりきった女性ジェーン。彼氏がいたが彼女があまりにも自分の世界に入ってしまうので、別れられてしまう。年齢的にも彼氏がいないことをからかわれるようになった彼女は、あるテレビCMに注目する。ジェーン・オースティンの世界観を体現したオースティンランドがイギリスにあるというのだ。友達の静止も聞かず、ジェーンは全財産を旅行代金につぎ込み、オースティンランドへ向かうのだった。そこでは中世の格好をしたキャストが客を迎え、その当時の遊びや文化を体験し、キャストと恋に落ちることもできた。最初はウキウキしていたジェーンだったが、高慢な侯爵のキャストやこの世界を楽しみつくす女性客などに引け目を覚えてしまう。そんな中、使用人のキャストと仲良くなったジェーンは、彼に恋するようになってしまった。本当はいけないことだ、と言われながらも現実の恋にジェーンはときめいていた。しかし高慢な伯爵のキャストとも次第に距離を縮めていくジェーン。果たして彼女の恋はどちらに傾くのか。・映画おすすめ 感想
「プライドと偏見」でジェーン・オースティンのことは知っていた。そんな中でこの映画に出会い、彼女の書いた世界観がこういう世界観だったのかと客観的にみることができる。世界中にファンがいるであろう彼女の世界観に浸りたい人々はきっと多いはずだ。またこの映画は彼女が描いてきた世界観を現代風にアレンジした形になっている。主人公はお金持ちではないが、恋に揺れる女性の描き方はジェーン・オースティンの世界観だと思えた。古典をこうして現代に翻訳する映画というのもなかなか面白い。監督ジェルーシャ・ヘス出演者ケリー・ラッセルJJ・フィールドブレット・マッケンジージェニファー・クーリッジジェームズ・キャリスジョージア・キング
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恋は思いがけない瞬間に訪れる
「僕のミッシー」
評価:3.6
・映画おすすめ 物語
会社でうだつの上がらないティムは空港で偶然出会った女性、ミッシーに恋をしてしまう。荷物を間違えたことで二人は話す機会ができ、趣味嗜好が合うことに気付き、意気投合し、連絡先を交換した。そして何度もメールでやり取りしているうちに、ハワイでのプレゼンに同行する彼女としてミッシーを誘った。しかしそこに現れたのは、出会い系サイトで知り合った別のミッシーであった。破天荒なミッシーは、主催者が開いたパーティーでべろべろになるまで酔いつぶれ、崖から海へ飛び込む破天荒な行動をする。型破りな彼女に振り回されっぱなしのティムは、プレゼン相手の夫婦仲までも壊してしまう。しかし得意だという催眠術でプレゼンを成功させ、ティムは次第にミッシーに恋していく。思ってもみない恋に、戸惑いながらも、一夜を共にするのだった。しかしそこに空港で知り合ったミッシーが同僚の気遣いからやってきてしまい、破天荒なミッシーは自分が間違い女だと知ってしまうのだった。・映画おすすめ 感想
破天荒な女性ミッシーが映画をどんどん引っ張っていく。本作はティムが一応は主役なのだが、物語を引っ張るのはミッシーであり、このミッシーがとにかくすごい。人前で平然とティムの股間にお尻をこすりつけたり、飛行機内でティムの股間をまさぐるなど、やることがハチャメチャである。さらに元婚約者を交えた三人でのプレイを提案するなど、もう想像のはるか上を行く。しかしそんなミッシーを憎めない。誰もが抑圧された中で生きている中、ただ一人、自分の人生を生きている彼女。それが本当の人間の姿なのかもしれない。監督 タイラー・スピンデル脚本 ケヴィン・バーネットクリス・パパス製作 アレン・コヴァートアダム・サンドラーケヴィン・グレイディジュディット・モール製作総指揮 ケヴィン・バーネットクリス・パパスバリー・ベルナルディショーン・マッキトリックエドワード・H・ハム・Jrレイモンド・マンスフィールド出演者デヴィッド・スペードローレン・ラプカスジェフ・ピアソンサラ・チョーク
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悲壮感の感じられない暖かい映画
「静かな雨」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
先天性の麻痺で片足が不自由な行助。大学院で研究助手をしていた。そんな彼の楽しみはプレハブで売られているタイヤキを食べること。そこの店主の女性、こよみに静かな恋をしていた。次第に二人は会話をするようになり、気になる客を二人で尾行したりしていた。ある夜、二人で帰って別れる間際、行助はこよみに電話番号を書いて渡すのだった。しかし電話がかかってきたのは、病院からで、彼女が交通事故にあったという。急ぎ、こよみの母に連絡するも、こよみをよろしく、と言って母親は立ち去ってしまう。しばらく昏睡状態が続いたのち、目覚めたこよみだったが、短期記憶、つまり短い間しか記憶を蓄積できず、古い記憶のまま、朝を迎える後遺症が残ってしまっていた。行助は彼女との同棲を決意し、こよみもそれを受け入れ、二人は同棲を始めた。しかし朝が来る度に、記憶はリセットされ、行助は毎朝、彼女に経緯を話すことになるのだった。・映画おすすめ 感想
距離感の近い映画。どこかこの映画には、リアル感があるというか、感情の起伏を極限まで抑えた、リアル感がある。どうしても演技となると感情の起伏をオーバーに描きがちながら、この映画はその起伏をリアルに描いている。どこまでもやさしく、どもまでも愛情のある映画。二人の世界観が合致した。きっとこの二人なら大丈夫、そういいたくなる映画である。監督 中川龍太郎脚本 梅原英司中川龍太郎原作 宮下奈都「静かな雨」出演者仲野太賀衛藤美彩三浦透子坂東龍汰古舘寛治川瀬陽太河瀨直美萩原聖人村上淳でんでん
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突然家族になることに
「かぞくはじめました」
評価:★4,7
・映画おすすめ 物語
共通の友人から勧められ、初めてのデートに出かけようとしたホリーとエリック。しかしその場で喧嘩になる。それからも共通の友人の結婚式で幾度も再開するも、二人は息が合わない。そんな時だった。二人を引き合わせた夫婦が交通事故にあい夫婦は亡くなってしまう。残された子供の親権は遺言状から二人が持つことになる。恋人でも夫婦でもない二人が、子育てに奮闘する毎日が始まった。・映画おすすめ 感想
面白かった。夫婦や恋人というのは、他人同士から始まるものである。そこに子供が入る。夫婦でも恋人でもない二人の子育ては、不思議に見える。そこから惹かれ合っていく二人。何度もぶつかり合いながら、二人の距離は縮まっていく。これが家族というものなのかもしれない。監督 グレッグ・バーランティ脚本 デヴィッド・ダイアモンドデヴィッド・ウェイスマン製作 バリー・ジョセフソンポール・ブルックス製作総指揮 デニース・ディ・ノービジョー・ハートウィック・Jr.キャサリン・ハイグルナンシー・ハイグルスコット・ニーマイヤー出演者キャサリン・ハイグルジョシュ・デュアメル
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心のままに
「九月の恋と出会うまで」
評価:3.8
・映画おすすめ 物語
北村志織は旅行代理店に勤務する女性で、芸術家ばかり集まるアパートに引っ越すことになる。そのアパートには楽器をするもの、女優をするものなどが住み、写真を趣味とする志織には楽しい生活が待っていた。ある夜、午後九時に変な感覚を感じた彼女。するとエアコンダクトから声が聞こえてきた。声の主は平野。同じアパートに住みながら何者か分からない男だった。しかも平野は一年後の自分だと言い出し、天気予報やニュースを当ててみせる。一応、信じた志織に平野は自分の尾行をさせるように促す。なぜなのか言わないまま、仕方なく未来の平野から言われるがまま、過去の平野の尾行を開始する。何度も尾行しているうちに、理由を知りたくなった彼女が問い詰めると、未来の平野は次が最後の尾行だという。最後の尾行の日、熱を出した彼女はいやいやながら現在の平野の尾行を開始すると、午後三時に不思議な感覚に襲われる。家に帰ると部屋の中が荒らされており、泥棒に入られていた。しかも未来の平野の声が聞こえなくなり、現在の平野に思わず声をかけてしまう。すると部屋へやってきた現在の平野の前で、志織は倒れてしまう。看病と料理を作り現在の平野は部屋を立ち去るのだった。その日から現在の平野と知り合いになった彼女は、未来の平野の話をする。小説家志望の平野はその話を二つ返事で信じ、未来の平野と名乗る人物が自分でないことは明らかで、その人物を探そうと言い出すのだった。・映画おすすめ 感想
少しSFの味付けがされた恋愛映画。本作は一年後の未来からの声から始まる恋愛映画である。途中、平野が過去が変わったことによる弊害を話すところは、SF好きでないと混乱してしまう。そこを除けば、素晴らしい恋愛映画である。欲を言えばSF好きには答えが見えていたので、もう少し変化球があってもよかったような気もする。監督 山本透脚本 草野翔吾山田麻以山本透原作 松尾由美「九月の恋と出会うまで」製作 星野恵宇田川寧製作総指揮 伊藤響出演者高橋一生川口春奈浜野謙太中村優子川栄李奈古舘佑太郎ミッキー・カーチス
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愛はやがて憎悪に変わる
「愛のタリオ」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
ソウル大学で文学を教えながら自らも小説を書いているハッキュ。大学でセクハラ疑惑が持ち上がり、一時的に片田舎に飛ばされたハッキュは、そこで小説家志願者を集め、講師をしていた。そんな中、田舎で耳の聞こえない母親と漫然と暮らすドクという女性と出会い、自然とドクはハッキュに惹かれていく。やがて肉体関係を持ち、愛し合うようになった二人。しかしハッキュの復職が決まった時、ドクのお腹には子供がいることが判明する。婦人科でおろしたドクを一人残し、ハッキュはソウルへ帰り、うつ病の妻と娘の元へ帰った。その後、ドクに手切れ金を渡しに行った時、ドクの家が火事になり、ドクは母親を失う。同じ日、ハッキュが家に帰ると、妻が首つり自殺していた。八年後、娘に嫌われ、酒と賭博に溺れるハッキュは目が見えなくなる病気にかかる。そして隣に引っ越してきた女性が面倒を見てくれるようになった。ハッキュは目が見えなかったから知らなかったが、それがドクであった。ドクは復讐にやってきたのであった。・映画おすすめ 感想
愛のありかがわからなくなる。まずこの物語に登場する主人公は最低だ。妻と子供、しかも病気の妻を残して、田舎の無垢な女性と関係を持つのだから。映画では自然に恋に落ちる二人を描いている。しかし男としてそこは断るべきだったのではないだろうか?だが男の気持ちもわからなくない。すべてを失い何かにすがりたくなり、酒と賭博に手を出す。男って本当にどうしようもなく馬鹿で弱い生き物なのだ。監督イム・ピルソン出演者チョン・ウソンイ・ソムパク・ソヨンキム・ヒウォンキム・ナミパク・ソダム -
現実に打ちのめされながらも愛を信じる
「禁じられた二人」
評価:★3,2
・映画おすすめ 物語
高校で恋人同士になったカルロスとパウラは、愛し合っていた。だが現実は二人が描くロマンスとは違う。セックスする場所にも困り、隠れてはしていた。カルロスは時計店の見習いを始めるが、父親に法律の勉強を強いられる。パウラは母親との関係に悩み苦しんでいた。そんな二人は距離を置くことにしたのだが、パウラは別の男と関係を持とうとする。嫉妬に狂ったカルロスはしつこくパウラを追いかけるのだった。・映画おすすめ 感想
まだ若い二人のもがく姿が美しい。家庭環境に翻弄され、現実に翻弄され、自分たちではどうしようもできなくなる。まだ若いからこそ、愛することに執着してしまう。でも若さだけではないかもしれない。人は愛することに執着してしまったとき、盲目になるのかもしれない。監督エステバン・クレスポ脚本エステバン・クレスポマリオ・フェルナンデス・アロンソ出演者ナタリア・テナナチョ・フレスネダグスタボ・サルメロンポル・モネングレタ・フェルナンデスマルタ・ベレンゲルソニア・アルマルチャセルソ・ブガーリョマリア・ペドラザ
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突然、恋を拾った
「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
人生に疲れた不動産会社勤務のさやかは、ある日、行き倒れになった青年を拾う。彼はいつきと名乗り、半年間、住まわせてください、とさやかに頼む。ちょうど、さやかの誕生日となるその日まで、不思議な同居生活が始まる。いつきは雑草の名前、植物に詳しく、食べられる野草を取り、彼女においしさを教えるのであった。そんな日々の中でさやかはいつきに恋をしていき、ついには告白し、恋人同士になるのだった。永遠にこのままこの生活が続くものだと思っていた。しかし期限となるさやかの誕生日の翌日、いつきはいなくなるのであった。
・映画おすすめ 感想
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普通って難しい
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予備校教師の大野は、数学ばかりを勉強してきたせいか、人付き合いも恋愛も一切しない男である。そんな彼の教え子香住は、先生とのかみ合わない毎日を過ごしていた。香住は実業家の宮本に憧れを抱いており、本を全部読むほどであった。その宮本には可奈子という婚約者がいた。香住は何も知らない大野に普通を教えるためと偽り、可奈子と大野を引き合わせるのだった。しかし大野と普通を議論していくうちに、次第に恋愛経験のない香住に、恋心が芽生え始める。そして大野と可奈子が近づいていくのが不安になっていくのだった。・映画おすすめ 感想
普通って難しい。ここに登場する大野は数学ばかりをして常識がない。香住は恋愛経験がなく、同級生とはうわべだけの付き合いで、空気がよめない。そんな二人の一大作戦を描いている映画。しかし普通でなくてもいいのではないかと思えてくる映画である。世間一般では普通、平均的、一般常識が求められる。だが普通でなくたって魅力はある。逆に普通じゃないほうが魅力的ではないだろうか。この映画を見て、そんなことを個人的に思った。監督 前田弘二脚本 高田亮製作 小池賢太郎根岸洋之製作総指揮 西山剛史金井隆治出演者成田凌清原果耶山谷花純倉悠貴大谷麻衣泉里香 -
飛行機恐怖症のエマが思わず発した秘密
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子供ができるのは一大事。どんな状況であれ、妊娠というのは女性を不安定にさせ、男をおじけづかせるものである。それをこの映画はうまく表現している。しかも姉夫婦は、これから進む二人の将来に見えるので、子供ができてからもまた大変なことである。子供とは不思議なもので、世界を一気に変えてしまう。それが幸せな世界になるのだから不思議なものだ。ちなみにこの映画には多くのスターがカメオ出演しているので、探してみるもの面白いと思う。監督 ジャド・アパトー脚本 ジャド・アパトー製作 ジャド・アパトー製作総指揮 エヴァン・ゴールドバーグ出演者セス・ローゲンキャサリン・ハイグル
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「男ゴコロはマンガ模様」
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マンガ家のウィルには双子の娘とチャーリーという妻がいた。娘たちが五歳の誕生日、妻は別の男と寝ているところを目撃、離婚することになる。それから一年。ウィルはマンガ学科の講師をしながらマンガを描き、終末は双子の娘たちと過ごしていた。しかし彼は人生に迷っていた。生徒の親と付き合うことになるも、元の妻チャーリーとキスをしてしまうなど、うまくいかないことばかり。彼の人生は迷い道に入っていた。・映画おすすめ 感想
共感できる部分が多い映画。個人的に結婚もしていないし、子供もいない。だからそこの部分はわからない。けれど人生に迷っている。大人になっても何か人生に迷い、道を見失っている感覚がわかる映画である。しかしそこまで深刻に描いていないのが、本作の最大の魅力であろう。気軽にみられる。それでいながら共感できる映画である。迷った時に見るべき映画である。監督 ジェームズ・C・ストラウス脚本 ジェームズ・C・ストラウス製作 マイケル・B・クラークアレックス・タートルトーブ製作総指揮 サマー・シェルトンティム・フォーリー出演者ジェマイン・クレメントレジーナ・ホールジェシカ・ウィリアムズステファニー・オーリン
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